昭和3年、紀伊長島町・赤羽川で燈籠祭は始まりました。川開きに地元・青年団が数百羽の都鳥型燈籠を川に流したことが熊野路の夏の風物として全国に広く知れ渡ったことが紀伊長島町・燈籠祭の原型です。しかし、時代の流れとともに若者の流出、予算不足などの障害により昭和49年を最後に中断してしまいました。
時は流れて昭和62年、商工会青年部を中心とする若者たちの伝統復活の熱い思いにより13年ぶりとなる巨大燈籠が製作されました。
この18年間に民話の主人公を題材に燈籠を製作したり、町内外から10数基の中型燈籠をコンクール形式により公募するなど、より体験型、交流型イベントとして発展してきました。
復活してから今年で18年目となる燈籠祭。もう一歩踏み出しより体験型のイベントとして変革しようとしています。東紀州の歴史的遺産・熊野古道をはじめとし燈籠ももっと身近に感じられるようなイベントを目指しています。花火とともに夜を彩る燈籠祭を是非、ご覧・体験してみてください。
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