三重きいながしま燈籠祭(とうろうまつり)
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過去の伝統と新しい息吹

燈籠祭の初期 

 昭和3年、紀伊長島町・赤羽川で燈籠祭は始まりました。川開きに地元・青年団が数百羽の都鳥型燈籠を川に流したことが熊野路の夏の風物として全国に広く知れ渡ったことが紀伊長島町・燈籠祭の原型です。しかし、時代の流れとともに若者の流出、予算不足などの障害により昭和49年を最後に中断してしまいました。


  時は流れて昭和62年、商工会青年部を中心とする若者たちの伝統復活の熱い思いにより13年ぶりとなる巨大燈籠が製作されました。

 この18年間に民話の主人公を題材に燈籠を製作したり、町内外から10数基の中型燈籠をコンクール形式により公募するなど、より体験型、交流型イベントとして発展してきました。

 復活してから今年で18年目となる燈籠祭。もう一歩踏み出しより体験型のイベントとして変革しようとしています。東紀州の歴史的遺産・熊野古道をはじめとし燈籠ももっと身近に感じられるようなイベントを目指しています。花火とともに夜を彩る燈籠祭を是非、ご覧・体験してみてください。

2004年のみどころ・・・
燈籠祭実行委員長
燈籠祭実行委員長
平野 金人
 今年の燈籠祭は今まで見るだけだった人達にも燈籠を身近により感じられるよう街中を燈籠が駆け巡り、街全体が燈籠祭という一大イベントを盛り上げるような構成へと作り上げられようとしています。今までは見ているだけだった人も朝からお祭気分を味わってみてください。

そして最大のコンセプトは“すべてのものは海に帰る”人は海から生まれ海に帰るをコンセプトに今年の燈籠祭は始まります・・・。
 

今年の燈籠は・・・
熊野古道のもののけたち
 2004年7月には熊野古道が世界遺産に登録されることから祭当日は神々や精霊がたくさんいた時代に戻って町中を天狗、河童、鬼が駆け巡る。参加型の祭へと進化し町民との一体感をより充実させて性別、世代を超えて心をひとつにあわせ感動・夢・ロマンのエピローグ、音と光のファンタジーを伝えたい。

■大燈籠
大燈籠・木葉天狗
<大燈籠・木葉天狗>
大燈籠とは全長7メートルで製作され花火をバックに海上を舞う幻想的な燈籠祭に欠かせない主役です。今年の題材には赤羽谷の民話に登場する“木葉天狗(こっぱてんぐ)”を製作。
木葉天狗の民話はこちらから

■曳燈籠(ひきとうろう)
曳燈籠のイメージ模型
〈曳燈籠のイメージ模型 〉
今年の新たな取組みとして町中を大燈籠とは別に全長3.8mの2基の燈籠が町中を練歩きます。題材には紀伊長島町の民話“かんからこぼし”から『河童』、熊野古道に関わる民話に多く登場する『鬼』を製作します。また、曳燈籠の周りでは孫太郎太鼓が太鼓囃子を奏でるほか、各所にて踊りなどのパフォーマンスも展開します。今までの会場での燈籠祭から一変、町全体で祭り一色の賑わいを広げます。
 
曳燈籠人員募集はこちらから

■廻燈籠(まわりとうろう)

〈中燈籠イメージ図〉
大きさは外枠65cm四方、高さ1.5m以内。内部に絵を繰り抜いた高さ1mの筒を収めた構造で、モーターで筒が回転し、外側の布に絵が投影される。テーマは『熊野古道と動植物』で、当日までに十数基、製作者を募集し、当日は祭りに華を添えるべく会場に展示される。
中燈籠製作者募集はこちらから
■予定イベント
会場・曳き燈籠と共にお祭を引き立ててくれるイベントをご用意する予定です。詳細が決まり次第、こちらでご連絡いたします。
 

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