トップページ >> 2009年燈籠祭
中国禅宗の始祖・菩提達磨は、520年頃に中国に渡り、嵩山の少林寺での厳しい修行を積み、九年もの歳月を壁に向かって座し、悟りを開いたという「面壁九年」の故事からきているといわれています。
少林山達磨寺の福だるまは、七転八起の教えをもとにつくられ、菩提達磨の慈愛の心そのもとに縁起物として、多くの方々に大変親しまれています。
「転んでも転んでも心配することはありません。その度に起き上がり、また、一から始めなさい。今度はきっとうまくいくでしょう」
これが「だるま」の心です。
今から約300年ほど前、高崎の少林山・達磨寺が開山され、九代目住職東嶽和尚が達磨の木形を彫って紙張抜きだるまを近くの農民に作らせ、同山七草の縁日に売り出されたのが、だるまの始まりです。
まゆは鶴、ひげは亀を表し、だるまの赤色は諸病厄を除け、家内安全・商売繁盛・交通安全で家庭が明るく円満でありますようにとの願いをこめ、縁起ものとしてたくさんの人々に親しまれています。
選挙の当選や、試験合格の祈願などに、よくだるまが使われますが、だるまに祈願することは、以下のものなどがあります。
商売繁盛 | 家内安全 | 交通安全 |
合格祈願 | 学業成就 | 無病息災 |
豊年万作 | 開運長命 | 火難調伏 |
立身出世 | 安産祈願 | 当選祈願 |
今年、燈籠祭実行委員会では中燈籠を製作していただける方を募集しております。
製作のテーマは「だるま」。色や形は自由です。
定番のだるまはもちろん、花柄や三角のダルマなどもOK!
初めての方も大歓迎、スタッフがアドバイスします。
製作していただいた燈籠は当日会場にて展示いたします。
昨年のイベント会場の様子
今年の会場には、だるま燈籠を御本尊に一夜限りの燈籠だるま堂が出現します。
だるま堂では、御本尊の御だるま様の出現を祝いお祭りが行われ、参道には縁日や、祭に集まった子供たちを楽しませるだるま門前市が建ち並びます。
暗くなる時間には、だるま堂一帯は光りに包まれ、幻想的に浮かびあがります。
お堂の前では、祈願用のお札を用意しますので、本尊にお参りされる際に、願い事を書いたお札を御供えください。
「達磨門」くぐった先、だるま堂へとまっすぐ続く参道の両脇には、昔懐かしい縁日が立ち並びます。
射的、輪投げ、型抜き・・・などなど、子どもと一緒に大人も楽しめるお店いっぱいです。
童心にかえって、遊んでみませんか。
アトラクションの様子
達磨門の前の「門前広場」では子どもの夢がつまった遊び場をオープンします!
シュートバスケット、サル投げなどのアトラクションや、ピエロによるバルーンアートなど、様々な遊びで楽しんでいただけます。
小学生以下のお子様限定です。
約3000発の花火が紀北町の夜空を彩ります。
この祭りでしか見ることのできない仕掛けもありますので、お見逃しなく!
今年は花火と一緒にメッセージを読み上げる「メッセージ花火」の募集も行っております。
詳細は事務局までお問い合わせください。(TEL:0597-47-5378)
お申込みは、申込用紙にご記入の上、燈籠祭実行委員会へお申し込みください。
メッセージ花火申込用紙ダウンロード(PDF80KB)