燈籠祭の概要
人の和・情熱・未来・夢・希望の輝き |
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今や紀州の夏の風物詩として県内外に認知されつつある「燈籠祭(トウロウマツリ)」。その起源は1928年(昭和3年)にさかのぼります。紀北町紀伊長島区赤羽川の川開きに地元・青年団が都鳥型燈籠を流したことが始まりで、全国的に宣伝されましたが時代の流れとともに若者の流出、予算不足などの障害により1974年(昭和49年)を最後に中断しました。
時は流れて1987年(昭和62年)、商工会青年部を中心とする若者たちの伝統復活への熱い想いにより13年ぶりに復活し、巨大燈籠が製作されました。
その後、19年間「きいながしま燈籠祭」としてやってきた伝統は紀北町として初めての開催を迎る今年、海山区から新しい仲間を加えた新組織で原点に返り先輩たちより受け継いだ伝統継承への熱い想いを胸に燈籠祭の歴史に新たな1頁を刻みます。
2006燈籠祭実行委員会の活動は、いつまでも新鮮であり、人と人とが関わりを築ける「人の和(輪)」を大切にし、誰もが参加できる『燈籠祭』を創り上げることです。 |
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昨年は10月11日の紀北町誕生を前に、紀伊長島の民話「かんからこぼし」で河童の腕を切り落とした“湊 治郎左衛門”と海山の民話「種まき権兵衛さん」で大蛇を退治した“権兵衛”の2基を製作し、まちを練歩いて大いに盛上りました。
紀北町として初めての開催となる今年は初心に返り昭和62年に復活した燈籠祭と同じく大燈籠に『龍』を制作します。『龍』という生物は中国の「後漢書」や「三秦記」によると“鯉が黄河上流にある滝を登って竜に変身した”という故事があります。(「登竜門」といった言葉や日本で行われる5月の節句「鯉のぼり」はこれに由来している。)
この故事に沿って、当日は本会場を目指して紀伊長島区でこの『鯉』が町中を練歩きメイン会場となる江の浦湾では『龍』となった全長22メートルもの燈籠が高さ13メートルまで天に舞い上がる(燈籠祭史上最高の高さに挑む)など各室を中心に以下のとおり展開します。
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燈籠祭実行委員委員長
奥田 教也
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会場までのアクセス
◆名古屋から
JR特急 |
・・・2時間00分 |
近鉄特急・三重交通南紀特急バス(松阪乗換え) |
・・・2時間40分 |
道路利用(約148km) |
・・・約2時間30分 |
◆大阪から
近鉄特急・JR特急(松阪乗換え) |
・・・2時間51分 |
近鉄特急・三重交通南紀特急バス(松阪乗換え) |
・・・3時間10分 |
道路利用(約190km) |
・・・約3時間00分 |